平成25年度
- 本学12号館地下2階の倉庫エリア468㎡を造形研究センターの「デザイン・アーカイブ収蔵庫」として、研究資料の収蔵および研究活動が可能なスペースとして改修を行った。
- 芦原建築設計研究所等に保管されている芦原義信の設計図面および記録写真等の建築資料調査を行った。
- 芦原建築設計研究所に保管されていた資料の移管および簡易目録の作成に着手した。
- 武蔵野美術大学内に保存されているキャンパス計画に関する図面、記録、写真等の調査を行い、歴史的変遷の基礎的調査を行った。
- 本学大学史資料室に保管されていたキャンパス関連資料のデジタル化を行った。
- 外部研究機関の研究者あるいは建築家を招聘し、近現代建築資料のアーカイブ化にあたっての資料価値の評価基準と標準指針および手法等に関するシンポジウム、研究会等を5回開催した。
- タイムラプス撮影による本学キャンパスを中心とした芦原義信建築作品の映像化のための準備作業およびテスト撮影を行った。
平成26年度
- 芦原建築設計研究所に保管されていた芦原義信の設計図面および記録写真等の全20万点におよぶ芦原義信建築資料の簡易目録を作成した。
- 建築図面のデジタル化における調査および検討を行った。テストスキャン等を具体的に行い、スキャン方法(仕様)を決定し、スキャンによるデジタル化作業に着手した。
- 建築資料アーカイブ作業用データベースシステムの検討および制作に着手した。
- 「国立近現代建築資料館」や「清水建設建築アーカイブ」など近現代建築資料のアーカイブ化に関する研究会、講演会を7回開催した。
- 芦原義信建築作品および本学キャンパス建設に関する関係者への取材、およびそのオーラル・ヒストリーの記録を行った。
- 本学キャンパスを中心とした芦原義信建築作品のタイムラプスにおける映像化のための撮影の調査検討、撮影用機材の制作に着手した。
- 写真家2名による本学キャンパスの撮影、またキャンパスとしてどのように使われているのか、ドキュメントとして記録撮影を行った。
平成27年度
- 建築図面資料における原図のデジタル化を完了し、他の建築資料についてデジタル化に着手した。
- 建築資料アーカイブ構築に向けて、建築資料において必要となるデータ項目の検討を行った。
- 建築資料アーカイブのデータベースシステムの構築を継続して行った。
- デジタル化した芦原義信の設計図面(原図より)の本目録データ入力作業に着手した。
- 芦原建築および本学キャンパス建設に関する関係者への取材、およびそのオーラル・ヒストリーの記録を継続して行った。
- 近現代建築資料のデジタル・アーカイブ化および芦原義信建築作品に関する研究会を2回開催した。
- 本学キャンパスを中心とした芦原義信建築作品と外部空間のあり方に関する調査および研究を継続して行った。
- 本学キャンパスを中心とした芦原建築作品のタイムラプス映像の撮影に着手した。
- 本学キャンパスのオリジナル状態の再現CG映像の製作準備に着手した。
- 写真家2名による本学キャンパスの撮影、またキャンパスとしてどのように使われているのか、ドキュメントとして記録撮影を継続して行った。
平成28年度
- 建築資料のデジタル・アーカイブにおける、閲覧と検索システムの開発を行った。
- デジタル・アーカイブ化された資料の利活用のためのアプリなどの開発を行った。
- 本学キャンパスを中心とした芦原義信建築作品と外部空間のあり方に関する研究会を2回開催した。
- 本学キャンパスを中心とした芦原建築作品のタイムラプス映像の撮影を継続して行った。
- 本学キャンパスのオリジナル状態の再現CG映像の制作を継続して行った。
- 研究成果の公開を目的とした展覧会「芦原義信建築アーカイブ—モダニズムにかけた夢」の準備を行った。
平成29年度
- 芦原建築のデジタル・アーカイブ化および共有、検索システムが完成した。
- タッチパネルモニターによるインタラクティブな閲覧システムが完成した。
- タイムラプスによる本学キャンパスの映像アーカイブ及び年代ごとにキャンパスの姿を再現するCGが完成した。
- 展覧会「芦原義信建築アーカイブ—モダニズムにかけた夢」を本学美術館にて開催し、研究成果を公開した。
- 研究成果公表のための「芦原義信建築アーカイブ—モダニズムにかけた夢」展覧会図録を制作した。
- 研究成果報告のためのシンポジウムや講演会を2回開催した。