造形研究センターについて

造形研究センターについて

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2008年より、文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の採択を得て武蔵野美術大学造形研究センターは創設されました。本センターは美術・デザインなどにおける専門領域を横断した先進的な研究を行うことを目的とした全学的な研究組織です。造形分野にかかわる総合的かつ体系的研究のための基盤を形成し、新たな研究、教育、創作への応用可能な手法を開発することで、美と豊かさを創出する造形学研究の高度化を進めます。

本センターは武蔵野美術大学 美術館・図書館内に設置されており、所蔵資料を中心に多角的な研究が行われています。当館が所蔵する美術・デザインを中心とする専門書や貴重書、近代から現代を中心とした美術作品やデザイン研究資料、民俗造形資料など幅広く活用することができます。本研究活動によって一層の資料の充実化を図ると同時に、高度なデジタル・アーカイブ化を進めることで研究におけるインフラ整備を行います。さらに統合検索データベースの構築により研究領域を横断した多角的な研究活動や制作活動に活用できる優れた研究環境を整備します。

各研究プロジェクトでは、テーマごとに研究メンバーが編成され、異なった専門領域を持つ専任教員や学外から専門性を有する客員研究員によって構成されます。研究テーマごとに講演会やシンポジウムなどの開催、展覧会による研究成果の公開、研究成果をまとめた印刷物の制作などを行います。各専門領域と学科の枠を超えた越境的かつ横断的な研究が行われ、造形分野における新たな研究、教育、創作への応用が期待されます。

本センター設置時に採択を受けた「造形資料に関する統合データベースの開発と資料公開」に続き、平成25年から「近現代建築空間および生活デザインの高度なデジタル・アーカイブ化と、生活文化空間の総合的研究」、平成26年から「日本近世における文字印刷文化の総合的研究」の5カ年の助成を得て、今後さらに活発な研究活動が行われる予定です。

造形研究センター センター長 赤塚祐二