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「近現代建築資料」プロジェクトの研究会を開催(報告)

12月2日、「近現代建築資料のデジタル・アーカイブ化と、その利活用の手法研究」プロジェクトでは、陣内秀信氏(法政大学デザイン工学部建築学科教授)をお招きし、研究会「『街並みの美学』再読〜21世紀の景観論への示唆〜」を開催しました。陣内氏は、建築物のみならず街並の重要性を説いた芦原義信氏の著書『街並みの美学』(岩波書店、1979年)や『隠れた秩序』(中央公論社、1986年)を取り上げ、この考え方の重要性を指摘。ウォーターフロントの再開発や、小さい単位が集積した街など日本の良さの再発見から、今後進むべき道は見えてくると思うと、日本の都市景観の未来についても語りました。