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「生活デザイン」プロジェクトの研究会を開催(報告)

2014年9月25日、「近現代建築空間および生活デザインの高度なデジタル・アーカイブ化と、生活文化空間の総合的研究」プロジェクトでは、韓国からキム・ミョンハン氏をお招きし、自身が館長を務めるaAデザインミュージアムについて語りました。
2007年にオープンし現在も建設が進行中という、aAデザインミュージアム。地下2階地上5階建ての建物内には、1階にカフェ、2階にギャラリー、3階にミュージアムがあり、実際に触れることができるミュージアムをコンセプトに、氏が内装のデザインも手がけました。収集している主な家具として、工芸的なものにハンス・ウェグナーやフィン・ユール、ポール・ケアホルムらの椅子、より大量に生産されるものにチャールズ&レイ・イームズらの椅子があり、これまでにいくつもの展覧会を開催しています。さらにはライフスタイル誌を発刊したり、良質かつ安価な家具も手がけたほか、東大門デザインプラザ内の家具のディレクションの依頼を受けるなど、活動の幅は拡がっています。さらに最近では、aAデザインミュージアム以外の場所でも、食事や宿泊が可能な施設を計画中だということです。