武蔵野美術大学が所蔵する近現代建築ならびに生活デザインに関わる作品・資料を高度にデジタル・アーカイブ化し、それらの融合的・総合的研究を推進すると同時に、教育や創作への将来的な利活用の手法を開発する。
研究テーマ
「生活デザインの高度なデジタル・アーカイブ化と、その生活文化空間の総合的研究への応用」
概要
江戸期の提灯や行燈などから昭和初期のガス燈までを含む山際照明造形美術振興会旧蔵の古灯器コレクション 約500点、20世紀を代表するイタリアの建築家でありデザイナーであるエットレ・ソットサスの照明器具 約30点のほか、陶磁器コレクション 約400点、近代椅子コレクション 約400脚など生活デザインの、高度なデジタル画像化とアーカイブ化を進める。さらに建築空間とも関連付けた、より総合的な視点からの造形についての分析も行う予定である。