平成25年度および26年度に近代デザイン椅子資料と同様の3Dデータ作成のための方法の検証を行い、加えてCTスキャンによる内部撮影による不可視部分(直接観察不可能な形体の容器の内部)の形状の可視化を試みた。比較文化史的研究として時代・地域ごとの分類に基づく検証の成果を平成28年度開催予定の展覧会にて発表を行うための準備を進めた。
研究会
年度 | テーマ | 講師 |
2013 | 陶磁資料のデジタル・アーカイブ化について | 唐澤昌宏(東京国立近代美術館工芸課主任研究員/本学造形研究センター客員研究員) |
3Dデータの活用と他館とのデータベース連携について | 村田良二(東京国立博物館学芸企画部博物館情報課情報管理室長) |
調査・視察
年度 | 内容 |
2013 | 凸版印刷株式会社 VR作品等視察 |
2014 | 大日本印刷株式会社 VR作品等視察 |
栃木県立博物館県内文化財三次元計測事業成果報告会 参加 |
資料整理・デジタル化
年度 | 内容 | 備考 |
2014 | 3D画像テスト作成 | ・赤外線照射方式3Dスキャナーによる形状復元 ・フォトグラメトリ方式による形状復元 |
CTスキャンテスト撮影 | 3DスキャンCTスキャンによる内部撮影(都立産業技術研究センター) |