15年間に亘り収集してきた、約16,000作の映像資料のデータ整備を進めることで、映像表現の本質的な研究と、より多角的な造形研究を進展させる。具体的には本プロジェクトの重要課題である、「多様な映像表現の本質を引き出すデータ構造の研究と公開」、「統合データベース開発」、「教育への実践と効果の検証」、「情報の一般公開」を実現することで、これからの日本の映像文化の普及に寄与するとともに、世界的な規模における映像研究を推進する戦略的拠点としての役割を果たす。
(1)映像資料を活用した美術・デザイン等の造形の広範な領域の研究に連動する総合的な研究資料活用に関する研究
(2)映像表現の本質を引き出す映像資料及び作品のデータ化に伴うデータ構造の研究、プログラム開発およびデータベースの活用に関する研究
(3)造形表現の横断的な研究ツールとしての統合データベースの構造と開発による社会的公開と資料活用に関する研究